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建設部門ブログ

  • レーザーバリアシステム

  • 2019/04/16(火) 土木部

1.現在、鋼矢板を圧入中です。

作業には、やはり大型クレーンを使います。

この現場で安全に注意しなければいけないのは154,000ボルトの送電線が非常に近接していることです。

2.感電

地上21mの所に送電線あります。

154,000ボルトの送電線の場合、労働安全衛生規則で最小離隔距離が4mと定められています。

何?最小離隔距離って!と、思いますよね。

放電という言葉を聞いたことがあると思いますが、電気の線に直接触れなくても電流が

流れてしまう現象をいいます。

簡単に言えば雷のイナズマみたいなものでしょうか。

クレーンのブームと送電線との距離が近くなった場合、電線とブームの間に電流が流れ、

地上にいる作業員が感電してしまいます。

感電すると、身体の一部が腐り、手や足を切断しなくてはいけません。最悪死亡するケースがあります。

災害を防ぐ為に労働安全衛生規則で最小離隔距離が定められています。

電力会社からは”より安全な距離”を設定しています。

今回は4mが5mになります。なお、作業する場合は”監視人を配置すること”となっています。

それだけ、危険で重要ってことですよね!

3.最新兵器登場

しかし、クレーンのオペレーターも監視人も人です。”うっかり”ってありますよね。

そこで、今回登場するのが、レーザーバリアシステム装置です。

よく工場とか重要施設の周りに設置しているのを見たことがあるかと思いますが、それに近い装置です。

レーザーバリアシステムはレーザースキャナを活用して、面で障害物を検知し周囲に危険を知らせる装置です。

装置から最大半径80mまでの範囲で任意の形で検知範囲を設定できます。

4.イメージ写真

イメージとしてはこんな感じです。

赤い部分にクレーンブーム等が触れると、赤い回転灯が回り(通常は緑の回転灯)音が鳴ります。

クレーンのオペレータールームにも無線で音が鳴って知らせてくれます。

音の大きさと鳴っている時間は設定できます。

音の大きさと鳴っている時間は設定できます。

ところが、作業中に一つ問題が発生しました。

安全作業をしているのに危険信号が発生しました。

危険範囲に近接していないのに、オペレーターも私もびっくりです!

 

原因は鳥でした。感度がよすぎ!

一瞬横切った鳥にも反応するとは驚きです。

設定を少し変えました。夜中に鳴ったら大変ですもんね。

鋼矢板の打込もまもなく終わり、いよいよ掘削に入ります。

最後まで事故が無いように終わりたいと思います。

                                担当:島田